Dec 13, 2022

乾燥する今の季節に、基本の「き」の化粧水を見直して

本格的な乾燥のシーズン。
保湿クリームや美容液に意識がいってしまいがちですが、洗顔後のスキンケアの基本の「き」は、一番初はじめにつける【化粧水】です。
とりあえず、つけておけばOK!では、冬の厳しい乾燥を乗り越えられません。

化粧水の役割は、肌を整えること。化粧水をつけてたっぷりの水分を肌に与えてあげることにより、肌が柔らかくなってキメが整い、次に使う美容液やクリームを吸収しやすい状態に導いてくれます。
逆を言えば、化粧水の基礎がなければ、どんなに高価で高品質な美容クリームを使っても、100%の効果は得られない、ということ。
これはもったいないですよね。

今回は一番身近であり、そのせいか一番ないがしろにされてしまいがちな化粧水について。正しいスキンケア法も含めてご紹介していきます。

化粧水は「つける」ではなく「入れ込む」

化粧水のスキンケアで一番誤解されているのが、付け方です。
化粧水をパンパパン!とパッティング、このパターンで叩き込んでしまっている方も多いのではないでしょうか。

化粧水は「つける」「叩きこむ」のではなく「入れ込む」のが正解。

コットンを使用して優しくパッティングしている、という方もいらっしゃるかと思いますが、オススメは手を使って肌になじませるのがオススメ。どうしてもコットンを使用したい方は、たっぷりの量を染み込ませてからお手入れしていきましょう。量が少ないと摩擦を与えてしまい、炎症を起こす原因となってしまいます。

またパンパン!とまるでビンタをするようにお肌に叩きこむのもNG。適度な刺激は血行を良くしますが、あまりに強く叩きすぎるのはただお肌を痛めてしまうだけ。ググーっと肌に押し込むように、ハンドプレスで入れ込んでいきましょう。

重ねづけのススメ

乾燥が進む冬は特に、化粧水の重ねづけがとても重要になってきます。
お肌のきれいな方が必ず行っているスキンケアは、「徹底的な保湿」。
肌内部に水分が満ちているかどうかで、肌のきれいさは格段に変わってくるのです。

・重ねづけ 意味ない
・重ねづけ やめた方がいい

という意見もありますが、重ね付けにはメリットがたくさんあるのも事実。

①より多くの化粧水を肌に取り入れられる
肌は一度に吸収できる水分量が決まっているとも言われます。たぷり化粧水をつけてからといって、すべてを浸透させるのは、とっても困難。でも一度化粧水ををつけて、時間をおいてから再度重ねづけすれば、より多くの化粧水を取り入れることができます。

②乳液やクリーム馴染みやすくなる
化粧水を重ねづけすると、乳液やクリームなどでケアする際のブースター効果が得られるのもメリット。重ねつけでしっかり潤った肌水分満たされているため、乳液やクリームがより肌になじみやすくなるのです。

③乾燥の度合いによってケアを変えられる
顔の部位によって乾燥の度合いは異なるため、一度化粧水をつけただけでは保湿が不十分に感じる部位にあるでしょう。テカリやすい部分は軽めに保湿を、といったコントロールがひとつ化粧水でできるのもポイントです。

重ねづけがNGと言われる理由としては

・肌が敏感になっているとき
体調不良や日焼けなどで肌がデリケートになってしまっているときには、化粧水の重ねづけはお休みした方が良いでしょう。
肌が弱っているときには普段は問題ない成分にも反応してしまう場合があります。重ねづけはせず、低刺激の化粧水のみにしておいた方が安心です。

・健康な肌には【保湿しすぎない】
毎日5回以上の重ねづけするなど、保湿のしすぎにも注意が必要。肌本来の力を低下させてしまうため、特に乾燥が気にならないときには化粧水の重ねづけをお休みするなど、水分量の調節をして、肌を甘やかしすぎないようにしましょう。


化粧水に重ねづけには、注意点にさえ気をつければ多くのメリットがあると思います♪普段のスキンケアに一手間くわえてみてはいかがでしょうか。

どんな化粧水を選べばいいの?

化粧水。お値段も成分もぴピンからキリまで、様々なものが販売されていますよね。使用感や香りの好みもありますし、どの基準で商品を選んで良いか分からず、今だにお気に入りの一本を探して彷徨っている、という方も多いのではないでしょうか。

ここでは、逆に【こういう化粧水は買わない方が良い】をご紹介していきます。

まず、添加物の多く入っている化粧水は止めておいた方が良いです。添加物と一言で言っても、化粧水の機能を高めたり、防腐の役割を果たしてくれるメリットがあることもたしかです。ですが肌への刺激になり、肌荒れなどのトラブルを起こしてしまう原因となるデメリットもあります。
化粧水に使用されることの多い、でも避けた方が良い主な添加物をご紹介していきます。

●パラベン
化粧品に配合される、最もポピュラーな防腐剤の一種。
化粧品には【期限を記載しない場合、未開封の状態で3年間以上の保存が可能である】という条件を満たす必要があります。防腐剤を配合しない場合、この条件を満たすことはほぼ不可能です。
パラベンは1924年に医薬品の防腐剤として使用されたのを始まりとして、100年以上使用されている安全な防腐剤です。
ですが多少の刺激性があるため、普通肌・脂性肌の方は大丈夫でも、バリア機能が低下している混合肌・乾燥肌・インナードライ肌・乾燥性敏感肌の方では刺激を感じるリスクが高くなります。

●フェノキシエタノール
こちらも防腐剤の一種。「エタノール」と名前がついていますが、アルコールとは全く別の成分です。刺激性や毒性のリスクはあるものの、さきほどご紹介したパラベンの殺菌効果が効きにくい微生物に対しても有用性が認められている点はメリットとなります。しかも同一の濃度であればパラベンよりも刺激性も低く、アレルギーの心配もありません。危険性は低く、安全な添加物と言えます。
ただ抗菌力がある成分となりますので、パラベン同様、肌質や肌状態によっては刺激を感じたり、肌荒れを起こす場合があります。

●合成界面活性剤
界面活性剤の役割として、決して混じり合うことのない水分と油分の界面(表面)を馴染ませるためのつなぎ役として、必要不可欠な成分だから。というお話は前回のオイルクレンジングのコラムでもご紹介してきました。それだけでなく、水だけでは落ちない油汚れ・メイク汚れなどは界面活性剤の力を使って落とす必要があり、洗浄剤にとっても界面活性剤は欠かせない存在なのです。
では化粧水ではどうなのでしょう。合成界面活性剤は皮膚への浸透性を高める効果もあるため、美容成分の浸透を促すためなどの理由で使用されています。
種類にもよりますが脱脂力が強いため、やはり化粧水に含まれる合成界面活性剤もお肌トラブルの原因となってしまう恐れがあります。

いかがでしたでしょうか。
今お使いの化粧水がなんだか合っていない気がする・・そう思う方は、こういった添加物も含め、見直してみると良いかもしれません。

オススメは、杏仁エキス配合のモイストスーパーローションS。

敏感なお肌の方にも安心してお使いいただけるよう、肌へのやさしさをとことん追求した化粧水、モイストスーパーローションS。
お肌の負担となる4大添加物

香料・着色料
フェノキシエタノール
パラベン
石油系界面活性剤

はもちろん不使用。

ハトムギ・杏仁エキスなど、潤う力を支える9つの植物エキスをベースに、肌老化に打ち勝つ4つのエイジングケア成分、植物性プラセンタ・セラミド・コラーゲン・ヒアルロン酸をプラス。肌に水分を与えるだけでなく、シミ・くすみといった年齢のお悩みにもアプローチ。潤いに満ちた弾力のある肌へと導きます。

さっぱり使えるのに、つけたあとはしっとりもっちり素肌へ。お肌へのやさしさをとことん追求した化粧水なのに、お肌にしっかりうるおいを与えます。
驚きの浸透力と抜群の使い心地が、ロングセラーの理由です。

またモイストスーパーローションSでたっぷりとお肌に水分を与えた後は、「APRIAGE 薬用オイルS」のご使用がおすすめ。ローションの成分とオイルの成分が結びつき、お肌に密着、肌内部の水分が蒸発しないよう肌の表面に薄いヴェールのような膜を作り素肌を守ってくれます。

植物のチカラにこだわり、保湿力・驚きも浸透力でお肌がどんどん潤う化粧水。
本格的な乾燥のシーズンを迎えるっこの季節にぜひ、お試しください。